入稿されたデザインデータを転写紙に出力します。前処理を行なったポリエステルなどの化学繊維の生地を、転写機にセッティングします。カットした生地も使用できるので、生地の無駄を抑えられます。
表からも裏からも転写することによって、デザインをより鮮明に、より美しく際立たせる両面転写。のれんや、服飾生地など、両面でのプリントが必要とされるポリエステル生地の製品に多く使われています。
巴染工で導入しているのは、日本でも数台しかないイタリアのモンティアントニオ社の両面転写機。真空密閉されたヒーターにより転写時の温度誤差を抑え、大判の生地でも色むらが少なく、安定したプリントをすることが可能です。
作業の工程で最も難しいのは、表裏の画像をぴったりと合わせること。生地の種類や大きさによって、熱による縮みを考慮しながら温度や圧力をかける時間を計算。数多くの生地に触れ、経験を積んだ職人だからこそ、微妙な温度・時間調整を行い、鮮やかなプリントができるのです。
厚手のポリエステル生地に両面100%色抜けの製品が可能です。
We have the machine of Planographic double sided printing that is made in Italy.
It prints both sides evenly to print beautiful design. It is usually used for clothes, curtain or anything that is needed to print both sides.