型枠に型紙を張り、糊付けを行います。印に合わせて生地を置いて型付けをし、生地と糊を交互に重ねていき、これを繰り返します。
手ぬぐいや浴衣などは、注染(ちゅうせん)という日本独自の伝統技法によって染められます。これは、一反(約11メートル)の生地を畳みながら糊を型付けし、染料を上から注ぎ込み、下からバキュームで吸い込んで染め上げる技法。片面プリントと違い、糸自体を染め上げるので表・裏がありません。
型紙作りに始まり、糊付け、型付け、染め、水洗、乾燥まで、注染には複雑な工程がありますが、糊の調合と糊付けは最も気を使うプロセスです。使用する染料や生地の種類、柄の細かさ、その日の気温・湿度を考慮しながら、防染糊を調合。型紙・染色・水洗のすべてに影響するため、職人の経験と勘が物をいいます。
熟練の職人だからこそ表現できる絶妙なぼかしやにじみなど、何とも言えない風合いが注染の魅力。伝統的なこの技法を、明治創業時から守り抜いているのは、岩手県では巴染工だけ。東北でもわずか3社のみが行える、高度な技法です。
Chusen dyeing is able to expression exquisite color, blurred and smudged color beautifuly. It is going to change the color and looks If you keep using it. That is the fun part of Chusen dyeing.
Tenugui and Yukata are dyed by Chusen dyeing which is Japanese original technique.
The feature of Chusen dyeing is able to dye both sides because it is dyed from yarn. Chusen dyeing need a high level of skill which is continued by only three companies including us in Tohoku area.